5月21日に大阪市立大学にて行われたこがねローテオフに参加してきました。
対戦結果としては予選を4勝2敗で2位抜けたあと、決勝トーナメントを3連勝しなんと優勝することが出来ました！！！
自分でも未だに信じられません。ｼﾝｼﾞﾗﾚﾅｰｲ
今回の構築はローテレートシーズン15でも使用しており、最高レートが1734で最終レートが1711まで到達することが出来ました。
自身のORAS最高レートを更新するとともに、オフでも優勝という最高の結果を出すことが出来たので非常に満足しております！！！
さて、本題の使った構築ですが、
こちらとなります。
この構築名を考えていたときにある曲の歌詞が頭をよぎりました…
『ただ未来だけを見据えながら 放つ願い』←ボーマンダは空を飛ぶことを願い続けた結果、体の細胞が変化して翼が生えてきた。
『カンナみたいにね』←ポケモンにおけるカンナは氷使いの四天王。マンムーも氷タイプ。
『命を削ってさ』←リーフストームは本来特攻を下げる技。それを覚えているジャローダは命を削っていると言えるだろう。
『情熱を灯しては』←シャンデラは炎を灯している。
『大きな声で 声をからして 愛されたいと歌っているんだよ』←ハイパーボイスを覚えているニンフィアは大声に違いない。
『胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように』←特性プラスのポケモンは電気タイプと鋼タイプしかいない。ジバコイルも電気・鋼タイプ。
なんと今回の構築とあの有名な曲の歌詞がリンクしているではないか！！！！
というわけでこの構築名は
「終わりなき旅構築」です！！！！！！！
……
こんなんでも一応優勝してるんで許してください。
ここから個別解説。
この曲を聞きながらでもみてください。
【個別解説】
★ジャローダ（ＮＮ：キダ・タロー）＠光の粘土 臆病 天邪鬼
181(244)-X-115-95-117(12)-181(252)
リーフストーム 日本晴れ リフレクター 光の壁
壁張り要員兼雨パ対策。
基本選出ではないのであまり出さないが、雨パのときや地面の一貫を切りたい場面で選出する。
使い方としては序盤に必要だと思われるどちらかの壁を張りながら、使い捨てるつもりでリフストで積んでいく。殴れる壁張り役は強いと再認識できた。
★ニンフィア（ＮＮ：ＳＡＳ）＠アッキの実 図太い フェアリースキン
191(164)-X-128(252)-135(36)-152(12)-86(44)
ハイパーボイス いびき 眠る 瞑想
福岡ローテオフの際にも採用した頼れるポケモン。
詳しくはこちら(【ローテ】第四回福岡ローテオフベスト４ Dragon Night構築)
苦手なはずのギルガルドやヒードランも突破するおそろしい子。
レートでは上記のニンフィアを採用したが、オフでは下記の別の個体を使用した。
★ニンフィア（ＮＮ：ノンレム）＠ヤタピの実 控え目 フェアリースキン
191(164)-X-116(244)-156(92)-151(4)-81(4)
ハイパーボイス 寝言 眠る 癒しの鈴
メガボーマンダを安心して舞わせるために癒しの鈴が欲しいとレートで戦いながら考えていた。また構築のコンセプト上ニンフィアを捨て気味に動かさざるを得ないことが多く、瞑想を積んでいくよりもハイボでガンガン殴っていくほうが良いのではないかと思っていた。
そこでＳＡＳと同じような技構成にしつつ癒しの鈴を入れてさらに耐久と素早さを少し減らした代わりに火力を出す方針にした。
調整としては、Bは意地っ張りメガボーマンダの捨て身タックルを超高乱数1耐え、Cは1段階上昇したときに耐久無振り霊獣ボルトロスをハイパーボイスで確定1発。
オフで使用してみた結果、寝言の運要素が辛いがあとは割と使いやすかったという感想であった。
持ち物のヤタピの実は発動することがあまりなかったのでプレート等の別のアイテムでもいいのかもしれない。
★メガボーマンダ（ＮＮ：ＨＡＮＡＢＩ）＠ボーマンダナイト 慎重 威嚇→スカイスキン
201(244)-167(12)-157(52)-X-133(84)-155(116)
捨て身タックル アクアテール 竜の舞 羽休め
こちらも福岡ローテオフで使用したメガボーマンダ。調整等は先ほどのリンクを参照してください。
アクアテールだけ浮いている(飛行タイプだけに)と思うが、自分では非常に気に入っている。
ボーマンダのサブウエポンとして飛行技と相性がいい地震が一番採用されることが多いが果たして安直にそれを採用していいのだろうか。
ローテにおいて飛行タイプや特性浮遊のポケモンや風船持ちがパーティに必ず1匹以上入っていることは誰もが知っていることであろう。その中で飛行技を半減しつつ地震をすかすことが出来るポケモンとしてボルトロス、ヒートロトム、ヒードラン、ドリュウズ、ジバコイル等がいる。
アクアテールはそれらのポケモンに風船持ちかどうか考慮する必要もなく等倍以上のダメージを入れることが出来る。また陽気ＡＳボーマンダの場合、雨状態において1回舞うと耐久無振りボルトロスを確定1発に仕留めることが出来る。ちなみにこの慎重マンダの場合でも同じ条件で中乱数以上1発である。
実際オフにおいてアクアテールでヒートロトムやメガハガネールを突破したおかげで優勝することが出来た。
一回騙されたと思って採用してみるのもよいと思う。
★ジバコイル（ＮＮ：ゲムヲ）＠拘り眼鏡 冷静 アナライズ
175(236)-X-139(28)-198(240)-111(4)-58
10万ボルト ラスターカノン 目覚めるパワー炎 雷
最遅めざ炎個体なので、個体値がCが30でSは0となっている。
最初はめざ氷個体を採用していたが、メガハガネールがパーティ全体で重かったためにめざ炎を採用した。実際めざ炎の方が打つ機会として多かったと思われる。
特性はアナライズであるが、先攻であっても火力があるのが非常に魅力的である。
そのためトリックルーム展開することがほとんどであった。
調整としてはHは16n-1調整、Bは2段階上昇のメガクチートの不意打ちを超高乱数1耐え、残りCという感じである。
ガルーラが減ってクチートやボーマンダが蔓延っている今のローテ環境において非常に刺さっているポケモンの一人ではなかろうか。
★シャンデラ（ＮＮ：カオシュン）＠シュカの実 穏やか すり抜け
167(252)-X-121(84)-167(12)-143(156)-101(4)
大文字 シャドーボール 鬼火 トリックルーム
このシャンデラはでぃーちょさんが考えた調整を参考にさせていただいた。
気になる方はこちらを是非参照してください。
【ローテ】雨女！メガクチート！【福岡ローテオフ準優勝＆シーズン14使用構築】
でぃーちょさんの個体とは異なり、貰い火ではなくすり抜けとなっている。これは壁クレッフィや身代わりギルガルドがパーティ全体で重かったためである。
そのため終盤にトリックルームをするまで温存するということはあまりなく、状況次第では序盤からガンガン回す必要もある。持ち物が風船であると序盤にわずかでもダメージをくらってしまうと終盤にトリックルームを選択しづらいことがあったので、気合いの襷でもなく風船でもなくシュカの実を採用した。
もう一つシュカの実の利点として重力下の地震も風船と違って軽減させることが出来る。
回しやすいシャンデラはここまで強いのかと思わせられた。間違いなくこの構築のMVPである。
★マンムー（ＮＮ：もりもと）＠ラムの実 腕白 厚い脂肪
207(172)-152(12)-125(108)-X-81(4)-127(212)
地震 氷柱針 氷の礫 岩石封じ
重力草笛地震構築の対策がニンフィアしかいなかったので他にもカバー出来るポケモンがいないか考察した結果ラムの実マンムーが採用された。
ラムの実を持たせる以上最低限の耐久が欲しくなったので、陽気珠ドリュウズのアイアンヘッドを超高乱数1耐え出来るまでＨとＢを伸ばした。
ラムマンムーのいいところとしてパーティ全体で重かったエンテイにも岩石封じからの地震で安定して勝負することが出来た。
Aに努力値があまり振られていないが、ほぼタイプ一致技であったためか火力不足を感じることはほとんどなかった。
Sは最速メガボーマンダに岩石封じを当てた時に抜ける調整にした。
基本選出外なためにあまり選出はされないが、出したときに頼りになるポケモンであった。
これは余談であるが、陽気でもこの実数値なら同じだけ努力値振れるので腕白じゃなくてもいいと思う。
このパーティの基本選出は、ボーマンダ＋ニンフィア＋シャンデラに裏ジバコイルである。
ボーマンダとニンフィアで序盤展開しつつ、ジバコイルが出てきたらシャンデラがトリックルームをして火力でゴリ押すのがこのパーティの理想の勝ち方である。
ジャローダを選出する際は、ボーマンダ＋ジャローダ＋シャンデラに裏ジバコイルのパターンが多かった。マンムーを選出する際はボーマンダ＋シャンデラ＋ニンフィアに裏マンムーのパターンが多かった。
このパーティは、見ていただいたらわかると思うのだが択ゲー要素が満載である。択ゲーを少しづつ制していき勝ったときにドバーッとアドレナリンを出したい人にはオススメの構築だと思うけれども、そうじゃない方はあくまで参考程度に参照してくださると幸いです。
決勝のキャスの録画はこちらでございます。→http://twitcasting.tv/ocu_pokecir/movie/272857350 (18:00～)
長文でありましたが、ご覧になってくださってありがとうございました。また優勝した際たくさんの祝福のリプを送ってくださった皆様に非常に感謝しております！
また次のオフ会でも精進したいと思います！
