みなさんこんにちは、メロンパです。
今回わたらいさん主催の『フォーエバー上位禁止ローテ大会』に参加しました。
パーティは新規育成4匹という気合いの入った意気込みで望め、
構築段階から自信のある構築を組むことが出来ました。
そして予選ブロックを全勝、最終的にベスト4という素晴らしい結果を残せました。
優勝したりんさんとは準決勝で当たり、負けてしまったものの勝機はあったこともあり
ワンチャン決勝に行き優勝も見えていたので悔しい思いでいっぱいです。
そんなPTを紹介していこうと思います。
そしてこの構築名を考えていたときにある曲の歌詞と存在が頭をよぎりました…
『There comes a time when we heed a certain call (時が来た ある叫びを聞く時が)』←叫んでいるのはメガサーナイト
『Who make a brighter day (僕らこそがもっと明るい日にできる)』←日光を浴びていると額の玉にサイコパワーがたまっていくエーフィを示唆
『As God has shown us by turning stones to bread (石をパンに変えることで神が僕らに示されたように)』←石は岩タイプ、ガチゴラスもそう
『As God has shown us by turning stones to bread (石をパンに変えることで神が僕らに示されたように)』←パンはポケモンバトルでいうところの食べ残し、ギャラドスが所持している
作詞作曲したマイケル・ジャクソンは伝説の存在←ウインディはでんせつポケモン
アフリカ救済ソング←アフリカといえば乾燥地帯を思い起こす人が多いはず、エレザードの肌も乾燥している
なんと今回の構築とあの有名な曲の歌詞と存在がリンクしているではないか!!!!
というわけでこの構築名は
「We Are The World構築」です!!!!!!!
詳細はこの曲を聞きながら見てください。
◆PT詳細
今回使用したPTはこちらです。
★ギャラドス@たべのこし(NN:ベルチャ) 素早さ↑特攻↓
193-155-99-X-120-146
防御面ではメガサーナイトの弱点である鋼に耐性があり地面の一貫を消すことができる、
攻撃面ではフェアリー技との相性がいい水技をタイプ一致で打て自信過剰による底上げも可能である優秀なポケモン。
また相手視点でメガギャラドスの可能性を匂わせてメガサーナイトに相性が悪いポケモンを選びにくくさせる効果もある。
対戦においては準決勝以外の全試合で選出し、メガサーナイトの相方として尽力していただいた。
全試合を通じて比較的運が悪かったのが惜しかったところ。
あと自信過剰を狙い過ぎるあまり欲張った択を選んでしまいがちになる。
★ウインディ@こだわりハチマキ(NN:F-ドライヴ) 素早さ↑特攻↓
165-162-100-X-101-161
基本的には裏選出をして終盤の鉢巻き神速で一掃を担っているポケモン。
また特殊全般を任せているメガサーナイトの苦手な物理ポケモンに威嚇をする役割もある。
実際に戦ってみたところ、神速を打つ機会はそこまでなく試合展開の中でピンポイントでどれかの技を選択する傾向にあった。
決勝トーナメント一回戦以外の全試合で選出し勝利に大きく貢献した。
★サーナイト@サーナイトナイト(NN:ピアニッシモ) 特攻↑攻撃↓
175-X-101-160-136-116
構築の完全なる軸。
上位禁止ルールにおいてPTに入りがちなフェアリーポケモンが軒並み使えないことからフェアリータイプへの対策が乏しくなっている可能性が高く、
また強い鋼タイプも使用禁止になっていることからハイパーボイスの通りがよくなるのではないかと考えてこのポケモンから構築を考えていった。
想定以上の働きをして、予選ではサーナイトが一回も落ちなかったこともあり全勝することができた。
防御面ではタイプ問わず特殊攻撃を受けることを想定し、その攻撃に合うように択を合わせていった。
技は以前自分が使っていたニンフィアと完全に同じ構成。
特殊攻撃最強と思っているフェアリースキンハイパーボイスの火力がすさまじかった。
もちろん全試合において選出。
★エーフィ@ひかりのねんど(NN:VIVANT) 素早さ↑攻撃↓
162-X-91-150-115-178
サーナイトやギャラドスが積むために必要な壁をはるポケモンを探していたところ、このポケモンに出会った。
上位禁止ルールにおいて素早さ110族は速い方であり、優秀な特性で挑発を打たれないことから壁をはるのが比較的容易であった。
またマジックミラーは自分だけでなく、サーナイトやギャラドスが積む難易度を下げてくれる効果もあった。
壁をはってもかわらわりされたら意味がないと思われるかもしれないが、サーナイトギャラドスエーフィの並びは全員に格闘耐性があり、かわらわりのターンに合わせればリスクなく積むことができる。
積むことのハードルを下げるのが壁の役割であれば、かわらわりをされたとて壁をはるということ自体が優秀な行為であると言えるので壁の恩恵は非常に大きいと考えている。
このコンセプトもあり全試合に選出。
★エレザード@きあいのタスキ(NN:TikTok) 素早さ↑攻撃↓
137-X-73-161-114-177
キングドラやメガラグラージを始め雨パに使えそうなポケモンが多く使用可能なルールであったことから
雨パの対策をするために入れていたポケモン。
エレザードギャラドスサーナイトの並びで、雨パの主力技である水地面電気ドラゴン飛行の一貫を消す想定であった。
ただ蓋を開けてみると雨パを採用している人は一人もおらず、この大会が始まった瞬間から選ばれないことが確定していた悲しきポケモンである。
同じ乾燥肌のルージュラと採用を迷っていたが、ルージュラはフリーズドライを覚えないことからエレザードの採用に至った経緯がある。
★ガチゴラス@ラムのみ(NN:マルゲリータ) 素早さ↑特攻↓
159-170-140-X-81-135
エンテイに対して個人的に苦手意識が強く、そのエンテイをメタるために構築入りしたポケモン。
選出の際は、相手に炎タイプ(主にエンテイ)がいてかつ鋼タイプがいない際に補完として選出する。
このコンセプトがあったので、技はタイプ一致技のみの採用となっている。
そのタイプ一致技の威力の高さがすさまじかったので存分に破壊力を見せつけてくれていた。
予選では出番がなかったが、決勝トーナメント一回戦では大活躍を見せてくれて、また準決勝では勝ちの望みをつないでくれた。
◆選出と対戦について
基本的には、サーナイトギャラドスエーフィ+ウインディという選択で一貫。
壁をはり、積み技を適所で選択し、頃合いを見計らい攻撃し、最終的にウインディの神速で全抜きする想定であった。
雨パが来たらエーフィを抜いてエレザードを選択し、エンテイがいて鋼タイプがいない相手ではガチゴラスを基本選出のサーナイト以外の誰かと入れ替えて選出を行う。
S操作も癒しの鈴も天候操作もかわらわりもないので、技選択はシビアに行う必要がある。
準決勝では壁をはるエーフィを上から一発で倒せるゲッコウガが相手にいて、そのゲッコウガを倒せるサーナイトを上から倒せるガチゴラスも相手PTにいたので、完全な二択になる技選択を初手から迫られていた。
非常に悔しい思いをした試合であった。
◆最後に
歴戦の猛者が集う今大会においてベスト4に入れたのは素直にうれしいですが、優勝するチャンスもあったのでそこは悔しいです。
現在参加中のありがとう個人ローテ大会も着々と進んでいるので最後のオンラインローテ大会でそれなりの結果を残せるようにしたいです。
主催のわたらいさん、運営協力者のやよいさん、対戦してくれた方々、大会に参加したすべてのメンバーに感謝を申し上げます。
ローテーションバトルに栄光あれ!
【追記(2024.04.07)】
4/6に行われた「1day上位禁止ローテ大会」に参加しました。
今度こそ優勝をしたいと思い参加しましたが、結果は12人中4位という結果に終わりました。
3位決定戦でりんさんとリベンジを賭けた試合を行い、白黒ついたのでそこは満足しています。
この二回の大会結果から自分的に上位禁止ルールの方が肌に合っているのではないか…?と思いました。
使用した構築は主に上記のメンバーですが、少しだけ変化を加えています。
①エーフィの技をサイコショック→いやしのすずに変更
前回の大会をふまえエーフィに攻撃技はいらないと思ったので、状態異常の際にカバーできるいやしのすずを覚えさせました。
エーフィの存在価値が壁だけでなくなったので、よかったです。
②エレザード→エンペルトに変更
前回の大会で全く使用しなかったエレザードの枠がもったいないと思っていました。
そこで雨パメタというコンセプトを崩さずにPTの穴を埋めれそうなポケモンを探したところエンペルトというポケモンを見つけました。
単体で紹介いたします。
★エンペルト@オボンのみ(NN:マクダウェル) 特攻↑攻撃↓
191-X-133-152-121-80
ねっとう ラスターカノン くさむすび こごえるかぜ
優秀な耐性と広い技範囲を活かしてメガサーナイトやギャラドスの補助にうってつけのポケモン。
その耐性を活かすべく耐久に多くの努力値を割き、オボンのみを採用。
体力が削れれば特性のげきりゅうにより熱湯の威力を上げられたので火力も最低限ある。
今回の大会で多くの出番があり、かつ非常に素晴らしい活躍をしてくれたので採用は正解であった。
ちなみに「We Are The World」の元祖はイギリスの「バンド・エイド」プロジェクトといわれている。
そしてバンドエイドといえば誰しも以下のパッケージを思い浮かべるだろう。
防水ということで雨パをメタっているということを表し、また傷口をふさぐのはPTの穴を埋めることと一致する。
つまり、今回のエンペルトも「We Are The World」とリンクしていると言える。
エンペルトを加え、非常に完成度の高い構築を組めたのでそこには満足しています。
オンライン環境は終了してしまいますが、もし上位禁止ルールがまたどこかで行われた際にはこのPTで臨もうと思います。
主催のひこくん、対戦してくれた方々、大会に参加したすべてのメンバーに感謝を申し上げます。
ローテーションバトルに栄光あれ!